プログラミング

ブラウザに依存しないキャッシュクリア方法。もうクライアントを困らせない

Web業界で働いていると必ず付き纏うのがキャッシュ。CSSを調整してアップしても反映されないのは残ったキャッシュが表示されていることが多いです。その対策を伝授します!

 

キャッシュってなに?

キャッシュとはページの情報をブラウザやサーバーに保存する仕組みです。同じページにアクセスした時にキャッシュを利用することで表示速度が早くなり、ユーザーの利便性向上やSEOで有利に働くことがあります。現在のWeb業界では必要不可欠な機能です、

 

キャッシュのメリット・デメリット

キャッシュは便利ですが、使い方によってはデメリットとなってしまうところもあります。まずはそこをしっかり理解した上で対策を考えましょう。

メリット

  • ページ表示速度アップ
  • ユーザー体験の向上により、検索エンジンからの評価が高まる

デメリット

  • 保存したキャッシュが表示されてページを変更しても更新されない
  • キャッシュが膨大化してデバイス本体の容量を圧迫する

キャッシュで一番多いのはページが更新されないこと。クライアントに変更しました!と言っても変わってないです!と言われることはよくあります。これは事情を説明したとしても印象が悪くなるのは間違いありません。

 

 

キャッシュクリアは簡単

変更したファイルにクエリパラメータをつけるだけ。

クエリパラメータとは...

クエリパラメーターとは、サーバーに情報を送るためにURLの末尾につけ足す文字列(変数)のことです。「?」をURLの末尾につけ、その次に「パラメーター=値」をつけ、複数のパラメーターをつけたい場合は「&」を使用します。この形式で、サーバーに送信したいデータをURLにつけ加えることができます。

こんな感じで追加することができます!

sample.css?202108

sample.css?ymd=202108

sample.css?ymd=202108&name=test

 

ブラウザは新しいファイルと認識して、サーバーへ情報を取り直してくれます。自分は日付を入れていつ変更したかわかりやすくしてます。好みで変えてみてください。

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