新婚旅行でエジプトに行くことが決定し、
比較的気候のいい2月に行ってまいりました!
その中でも特に印象に残ったアブシンベル神殿について
詳しく書いていきたいと思います。
アブシンベル神殿に朝日が差す
さらーっと現地ガイドさんに言われましたが
年に2回しか起こらないアブシンベル神殿の中にある
ラムセス2世の像に陽が指す瞬間を見ることができました
- 2月22日 ラムセス2世の誕生日
- 10月22日 ラムセス2世の即位の日
古代エジプト人による天文学によって
陽が差すように設計されたようです
※正確には訪れた2/21は1日ズレていましたが
ほぼほぼ状況が変わらないとのこと!
当日に訪れるツアーでは値段が倍近く変わります(笑)
前日でほんとに良かった!
自分たちも知らずに訪れたのでお得感がありました!
かなりの人で溢れていましたがこの距離で見れるのは貴重とのこと
普段はこんな感じです。4体の神々のうち、
右から太陽神のラー・ホルアクティ、神格化されたラムセス2世、
王の守護神アメン・ラー、闇の神プタハとなります。
プタハは闇の神なので朝日が当たらない設計になっています
ラムセス2世は自分の像を神と並べることで
自分を神のように示したとされています
アブシンベル神殿の歴史の一部と内部を紹介
このアブシンベル神殿はエジプトの最南端にあります
もう少し南へ行くとスーダンです
アブシンベルは元々地名ではなく
神殿を発見したヌビア人の名前です
なぜアブシンベル神殿を南に作ったのか?
2つ説があります
1つは最愛の妻ネフェルタリの故郷だから
もう1つは南エジプトを守るために要塞を作ったから
近くのナセル湖は世界最大の人工湖です
なんと琵琶湖の6.5倍!
ナセル湖のカサが増えて遺跡が沈みそうになったので
ユネスコがアブシンベルを少し陸側へ移しています
この影響により、現在では陽が奥まで正確に入らなくなっています
今の天文学でも正確に計算できないのに
当時のエジプト人はどうやって導き出したのでしょうか?
めちゃくちゃ気になるところですね
近くに行くとこの迫力!!大きすぎる...
内部の像も大きすぎる!!
中に入ると捧げものや力を示すものが数多く示されています
馬の足が4本なのは戦いの激しさを表すためです
隣にはアブシンベル小神殿もあるよ
ネフェルタリのために作られた小神殿です
ネフェルタリといえば絶世の美女!
左右にそれぞれ3体ずついますが
その真ん中にいるのがネフェルタリです
像を見てみるとわかりますが少しお腹が出てます
この時代の体型は少しふっくらしていたのが
健康的で良かったみたいです
現代人が細すぎるんですよね...
アブシンベル神殿は遠いけど、魅力がいっぱいでした!
アスワンから車で3時間以上!
結構遠かったですがそれ以上に魅力がたくさんありました
古代エジプト人がどうやって生活していたか
技術はどこまで発展していたか
ラムセス2世は93歳までエジプトを統治して
身代を築き上げていきました!
ちょっと自分を神に近い存在と謳ったり
今までの歴史を自分がやったかのようにサインしたり
少々せこいところはありましたが
ネフェルタリへの愛やエジプト愛は多く記されていて
魅力あふれる人物であります
正直まだまだ歴史を知らない部分は多くありますが
貴重な経験であったと感じます
後にネフェルタリの墓にいきますが
これ以上の感動がありましたので
また記事にしていきたいと思います
ちなみにちょいちょい帽子をかぶっていた女性が
写ってましたが可愛い妻になります☀
新婚旅行で来ていてツアーの予約や現地での解説など多くしてくれました!
ほんと自分の生活に欠かせない存在だと常々思います
話は逸れましたがこれで最後にします
読んでいただきありがとうございました!